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台湾のアマチュア無線従事者免許


台湾でも日本と同様、アマチュア局を運用するには、従事者免許(人員執照)と無線局免許(電台執照)の2種類が必要。

免許の種類と取得方法

台湾のアマチュア無線の従事者資格は、電信法第四十六條第三項、第四十七條第三項及第五十一條により、「業餘無線電管理辦法」(アマチュア無線管理規則)で規定されている。

アマチュア無線従事者の資格は、3つの等級に分かれている(7条)。電信を打てるのは、一等と二等。
  1. 一等業餘無線電人員 (第一級アマチュア無線従事者)
  2. 二等業餘無線電人員 (第二級アマチュア無線従事者)
  3. 三等業餘無線電人員 (第三級アマチュア無線従事者)

ちなみに、民国96年の制度改正前は、左欄の資格設計だったのだが(カッコ内は該当する日本の資格)、新制度では、右欄の資格に対応する(49条)。
旧資格 日本の資格 新資格
 一等
(第一級) 
一等 
 二等  (第二級)  一等
 三等  (第三級)  二等
 四等  (第四級)  三等
いきなり一等の資格をとることはできない。一等の資格は、二等の従事者資格をもとに二等アマチュア局を1年以上運用した経歴がないと受験できない(10条)。
また、同時に2種類以上のアマチュア従事者資格をもつことができないので(12条)、上級の従事者免許をとると下位の免許が失効する。

短期滞在の外国人でも従事者免許を取得できるが、開局するには居住証明(中長期の在留が可能な在留資格をもって、外国人登録する。いわゆる外僑用の「中華民国居留証」の所持。)が必要(14条2項)。

免許の有効期間


従事者免許は、5年間有効(13条)。

試験問題


日本では電信(モールス符号)の運用ができるのは、1級、2級、3級のアマチュア無線従事者だが、台湾では、一等と二等がモールスの運用が可能。モールス符号のリスニングの試験があるのは、二等のみ(8条2号(二))。一等の試験は、二等の資格がないと受験できないので、学科のみ受験すればよい。

試験問題は、FCCと同じく、いわゆる「クエスチョン・プール」から出題される(9条)。

条文


業餘無線電管理辦法

第 二 章 業餘無線電人員資格測試及業餘無線電人員執照核換發 

第 7 條
業餘無線電人員之資格分等如下:
一、一等業餘無線電人員。
二、二等業餘無線電人員。
三、三等業餘無線電人員。

第 8 條 
業餘無線電人員之測試科目與及格標準如下:
一、一等業餘無線電人員:測試無線電規章有關業餘部分十題、國際無線 電規則有關業餘部分十題、電學十五題、無線電學十五題共計五十題,至 少應答對四十題。
二、二等業餘無線電人員:
(一)術科:耳聽抄收英文摩氏電碼三分鐘,至少應正確抄收十五個字組 ,每一字組相當於五個字符(字母、符號或數字)。
(二)學科:無線電規章有關業餘部分十題、國際無線電規則有關業餘部 分十題、電學十題、無線電學十題共計四十題,至少應答對三十二 題。
三、三等業餘無線電人員:測試無線電規章有關業餘部分十五題、國際無 線電規則有關業餘部分十題、電學五題、無線電學五題,共計三十五 題,至少應答對二十五題。
通過測試之人員,得向主管機關申請核發及格科目之證明書;證明書有效 期間為一年。

第 9 條
題庫由主管機關編訂及公告,題組由題庫內隨機抽取組成。

第 10 條
二等業餘無線電人員設置二等業餘無線電臺達一年以上者,始具有參加一 等業餘無線電人員測試之資格。

第 11 條
取得某一等級業餘無線電人員資格測試所需之全部測試科目及格證明者, 應於有效期間內檢附及格證明文件向主管機關申請核發或換發該等業餘無 線電人員執照,逾期不予受理。
前項所稱全部測試科目及格證明,包含申請等級之電碼收發及格證明及該 等以下各等級之全部學科及格證明。
業餘無線電人員執照,得視為該等以下各等學科及格證明。
業餘無線電人員執照應載明下列事項:
一、中、英文姓名、出生日期。
二、執照字號、資格級別。
三、發照日期及有效日期。

第 12 條
一人不得同時持有二張以上業餘無線電人員執照。

第 13 條
業餘無線電人員執照有效期間為五年,換發執照時應於期間屆滿前一個月 內向主管機關申請;執照遺失、毀損或其應載明事項變更時,應即申請補 發或換發。


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